6月の学習ポイント①・ 小学5年生

小学5年生・算数の6月の学習は「倍数と約数」「単位量当たりの大きさ」となります。
① 倍数と約数
② 単位量当たりの大きさ
以上を学習します。
倍数と約数
(1) 偶数と奇数
① 偶数
2でわり切れる整数を偶数という。
0は偶数とする。
② 奇数
2でわり切れない整数を奇数という。
偶数 0、2、4、6、…
奇数 1、3、5、7、…
③ 偶数と奇数の表し方
□にあてはまる数を整数とすると
偶数=2×□
奇数=2×□+1
という式に表すことができる。
(2) 倍数と公倍数
① 倍数
ある整数に整数をかけてできる数をもとの整数の倍数という。
0は倍数に入れない。
4の倍数 4、8、12、16、…
② 公倍数
いくつかの整数の共通な倍数をそれらの整数の公倍数という。
③ 最小公倍数
公倍数のうちいちばん小さい公倍数を最小公倍数という。
公倍数は最小公倍数の倍数となる。
4と6の公倍数を求める
4の倍数 4、8、12、16、20、…
6の倍数 6、12、18、24、…
4と6の最小公倍数 12
4と6の公倍数 12、24、36、…
4と6の公倍数は最小公倍数12の倍数になる。
(3) 倍数の応用問題
(問題1)
ある駅から電車は6分おきに、バスは10分おきに発射します。
午前7時に電車とバスが同時に発車しました。
次に電車とバスが同時に発車するのは午前7時何分ですか。
(解)
電車の発車時こくは6の倍数、バスの発車時こくは10の倍数になる。
次に同時に発車するのは6と10の最小公倍数のときになる。
6の倍数 6、12,18、24、30、36、…
10の倍数 10、20、30、40、…
6と10の最小公倍数は30
よって 午前7時30分
(問題2)
たて8cm、横12cmの長方形の紙を同じ向きにすき間なくしきつめて正方形を作ります。
① いちばん小さい正方形の1辺の長さは何cmですか。
② いちばん小さい正方形を作るのに長方形の紙は何まい必要ですか。
(解)
① 長方形をしきつめていくとたては8の倍数、横は12の倍数となる。
正方形のたてと横の長さは等しいので正方形の1辺の長さは8と12の最小公倍数となる。
8の倍数 8、16、24、32、40、…
12の倍数 12、24、36,42、…
8と12の最小公倍数は24
よって正方形の1辺の長さは 24cm
② 正方形のたてには長方形は
24÷8=3 3列ならぶ。
正方形の横には長方形は
24÷12=2 2列ならぶ。
よって長方形の数は
3×2=6 6枚
(4) 約数と公約数
① 約数
ある整数をわり切ることができる整数をもとの整数の約数という。
8の約数 1、2、4、8
② 公約数
いくつかの整数の共通な約数をそれらの整数の公約数という。
③ 最大公約数
公約数のうちでいちばん大きい公約数を最大公約数という。
8と12の公約数を求める。
8の約数 1、2、4、8
12の約数 1、2、3、4、6、12
8と12の公約数は 1、2、4
8と12の最大公約数は 4
(5) 約数の応用問題
(問題)
たて45cm、横60cmの長方形にすき間がないように同じ大きさの正方形をしきつめます。
① できるだけ大きい正方形をしきつめると正方形の1辺の長さは何cmになりますか。
② 正方形は何まい必要になりますか。
(解)
① 正方形の1辺の長さは45と60の公約数になる。
そのうちいちばん大きい正方形の1辺の長さだから45と60の最大公約数を求めればよい。
45の約数 1、3、5、9、15、45
60の約数 1、2、3、4、5、6、10、12、15、20、30、60
45と60の最大公約数 15
よって 15cm
② たての列は
45÷15=3 3列
横の列は
60÷15=4 4列
3×4=12 12枚


