5月の学習ポイント②・中学1年生

正の数・負の数

累乗…同じ数をいくつかかけ合わせたものをその数の累乗という。
2×2×2=2\(^{3}\)

四則混合計算では 累乗→かっこの中→乗除→加減の順で計算をする。
マイナスの項はかっこをつけて符号に注意して計算をする。

(1) 2×(-5)6÷(ー3)
乗法・除法の計算
-10(-2)
加法の計算
=-10-2
=-12

(2) 6-40÷(-7+2)
かっこの中の計算
=6-40÷(-5)
除法の計算
=6-(-8)
加法の計算
=6+8
=14


(3) 36+2\(^{3}\)×(-5)
累乗の計算
=36+8×(-5)
乗法の計算
=36+(-40)
減法の計算
=36-40
=-4

(4) 2×(-3\(^{2}\)+5)
累乗の計算
=2×(-9+5)
かっこの中の計算
=2×(-4)
乗法の計算
=-8

\(a×(b+c)=a×b+a×c\)

(1) (\(\frac{2}{3}\)\(\frac{3}{4})\)×12

\(\frac{2}{3}\)×12-\(\frac{3}{4}\)×12
=8-9
=-1

\((b+c)×a=b×a+c×a\)

(2) (-9)×73+(-9)×27
= (-9)×(73+27)
= (-9)×100
=-900

平均を求める。
平均=\(\frac{全体の数の合計}{全体の個数}\)

基準との差より平均を求める。
平均=基準+\(\frac{基準との差の合計}{全体の個数}\)

(1) 下の表はA~Fの6人の体重を45kgを基準にして差を求めたものである。
① Fの体重とEの体重の差は何kgか。
② 6人の体重の平均を求めなさい。

ABCDEF
+1-3-5+8-2+4

① Fの体重とEの体重の差は何kgか。
解)Fの体重-Eの体重
例1)基準45kgとの差より求める。
+4-(-2)=4+2=6
答え 6kg
注意 4-2=2 2kgとする間違いが多い。

例2)実際の体重を求める。
Fの体重 45+4=49㎏
Eの体重 45-2=43㎏
差は 49-43=6
答え 6kg

② 6人の体重の平均を求めなさい。
平均=基準+\(\frac{基準との差の合計}{全体の個数}\)
より求める。
基準との差の合計
+1-3-5+8-2+4=3
仮平均(差の平均)
3÷6=0.5
これは6人の体重の平均が基準の45kgよりも0.5kg重いことを意味している。
よって6人の体重の平均は 45+0.5 = 45.5

6人の実際の体重を求めてその合計を6でわる方法でも平均は求めることができる。
計算が大変なので計算ミスがおきやすい。
平均=\(\frac{全体の数の合計}{全体の個数}\)

素数…2、3、5、7のように1とその数自身のほかに約数がない自然数を素数という。
1は素数ではないので注意する。
素因数…素数である約数を素因数という。
素因数分解…自然数を素因数だけの積で表すことを素因数分解するという。

(1) 60の素因数分解
60=2×2×3×5
  =2\(^{2}\)×3×5
\begin{array}{rr}
&2) 60\\
\hline
&2) 30\\
\hline
&3) 15\\
\hline
&5
\end{array}

最大公約数を求める。
素因数分解をして2つの数に共通な素因数を取り出してかける。
筆算の場合は左のたての数字をかける。

最小公倍数を求める。
素因数分解をして各素因数について数が多い方を選びかける。
筆算の場合はたてと横をかける。L字にかける。

(1) 45と54の最大公約数、最小公倍数を求めよ。
素因数分解をする。
最大公約数
3×3=9 答え 9
最小公倍数
3×3×5×6=270 答え 270
\begin{array}{rr}
&3) 45,54\\
\hline
&3) 15,18\\
\hline
&5, 6
\end{array}

(2) 84にできるだけ小さな自然数をかけてある数の2乗にしたい。
どんな数をかければよいか。

解)素因数分解をしてすべての数を2乗にする。
素因数分解をして累乗の形ではなくすべての数をかく。
同じ数を2つセットで丸を付け仲間外れ同士をかける。
それが答え。
筆算の場合も同じ数を2つセットで丸で囲み残った数をかける。

84を素因数分解する。
84=2×2×3×7
  =2\(^{2}\)×3×7

3×7=21をかければ
2\(^{2}\)×3\(^{2}\)×7\(^{2}\)
=(2×3×7)\(^{2}\)
=42\(^{2}\)
84は21をかければ42の2乗になる。
答え 21
\begin{array}{rr}
&2) 84\\
\hline
&2) 42\\
\hline
&3) 21\\
\hline
&7
\end{array}