5月の学習ポイント・小学6年生

小学6年生の5月の学習は「文字と式」「分数と整数のかけ算・わり算」となります。
① 文字と式
② 分数と整数のかけ算・わり算
以上を学習します。
① 文字と式
(1) 文字を使った式
数量やその関係を式に表すとき○や△の代わりに \(x,y\) などの文字式を使って表すことができる。
① 1本60円の鉛筆を \(x\) 本買った時の代金を \(x\) を使って表す。
代金=鉛筆1本の値段×買った本数
代金=60円× \(x\) 本 より
代金は 60円× \(x\) 円となる。
(2) \(x\)の値、\(y\)の値
\(x\)と \(y\) の関係を表す式で \(x\) にあてはめた数を \(x\)の値、\(x\) に数をあてはめて求めた \(y\) の数を \(x\) に対応する \(y\) の値という。
① 1枚の色紙の値段を \(x\) 円、代金を \(y\) 円として、色紙を5枚買ったときの \(x\) と \(y\) の関係を式で表す。
色紙1枚の値段×買った枚数=代金
\(x\) 円×5枚=\(y\) 円 より
式は \(x\) ×5=\(y\) …① となる。
1枚の値段が30円の色紙を5枚買った時の代金を求める。
\(x\) の値が30のときの \(y\) の値を求める。
上記①式 \(x\) ×5=\(y\) に
\(x\) の値が30をあてはめると
\(x\) ×5=\(y\)
30×5= \(y\)
150= \(y\)
代金 150円
色紙を5枚買ったときの代金が200円である。
このときの色紙1枚の値段を求める。
\(y\) の値が200のときの \(x\) の値を求める。
上記①式 \(x\) ×5=\(y\) に
\(y\) の値が200をあてはめると
\(x\) ×5=200
\(x\) = 200÷5
\(x\) = 40
1枚の値段 40円
② 1本50円の鉛筆を何本かと80円の消しゴムを1個買います。
鉛筆の本数を \(x\) 本、代金の合計を \(y\) 円として \(x\) と \(y\) の関係を式で表す。
鉛筆の代金+消しゴムの代金=代金の合計
50円×\(x\) 本+80円×1個=\(y\) 円 より
式は 50×\(x\) +80=\(y\) …① となる。
鉛筆を4本買ったときの代金の合計を求める。
\(x\) の値が4のときの \(y\) の値を求める。
上記①式 50×\(x\) +80=\(y\) に
\(x\) の値が4をあてはめると
50 ×4+80=\(y\)
200+80=\(y\)
280=\(y\)
代金 280円
② 文字にあてはまる数
(1) \(x\) にあてはまる数を求める。
① \(x\) に+、-、×、÷をしている場合
逆の計算を考える。
+ → -
- → +
× → -
÷ → ×
① \(x\) +○ = □
→ \(x\) = □-○
② \(x\) -○ = □
→ \(x\) = □+○
③ \(x\) ×○ = □
→ \(x\) = □÷○
④ \(x\) ÷○ = □
→ \(x\) = □×○
\(x\) にあてはまる数を求める。
① \(x\) +5 = 11
\(x\) = 11-5
\(x\) = 6
② \(x\) -2 = 7
\(x\) = 7+2
\(x\) = 9
③ \(x\) ×4 = 28
\(x\) = 28÷4
\(x\) = 7
④ \(x\) ÷3 = 4
\(x\) = 4×3
\(x\) = 12
(2) \(x\) にあてはまる数を求める。
② \(x\) を+、-、×、÷している場合
① 〇+\(x\) = □
→ \(x\) = □-○
② 〇-\(x\) = □
→ \(x\) = ○-□
③ 〇×\(x\) = □
→ \(x\) = □÷○
④ 〇÷\(x\) = □
→ \(x\) = 〇÷□
\(x\) にあてはまる数を求める。
① 4+\(x\) = 7
\(x\) = 7-4
\(x\) = 3
② 10∸ \(x\) = 6
\(x\) = 10-6
\(x\) = 4
③ 6× \(x\) =30
\(x\) = 30÷6
\(x\) = 5
④ 18÷ \(x\) =6
\(x\) = 18÷6
\(x\) = 3
分かりにくいときは数字を使って式をつくり考える。
たとえば上記④の式の場合
どんな数字でもよいのでわる式をつくる。
6÷3=2
上記④の場合3が \(x\) にあたるので
3を求めるにはどうするのかを考える。
3を求めるには 6÷2をすればよい。
上記④でもこれと同様に考えて
\(x\) = 18÷6
このように考えて \(x\) を求める。
③ 式を読む
+、-、×、÷ の意味を考え式が何を表しているのかを考える。
① 1個 \(x\) 円のみかんと1個 \(y\) 円のりんごがあります。
式 \(x\) ×8+ \(y\) ×3 は何を表しているのか。
\(x\) ×8はみかん8個の代金を表している。
\(y\) ×3はりんご3個の代金を表している。
\(x\) ×8+ \(y\) ×3 は
みかん8個とりんご3個の代金の合計を表している。
分数と整数のかけ算とわり算
(1) 分数×整数の計算
①分数に整数をかける計算では分母はそのままにしておき分子にだけその整数をかける。
\(\frac{b}{a}\)×\(c\)=\(\frac{b×c}{a}\)
\(\frac{2}{7}\)×\(3\)=\(\frac{2×3}{7}\)=\(\frac{6}{7}\)
②約分できるときは計算の途中で約分をする。
① \(\frac{3}{8}\)×\(4\)
=\(\frac{3×4}{8}\)=\(\frac{3×1}{2}\)=\(\frac{3}{2}\)
③帯分数は仮分数に直してから計算する。
① \(1\)\(\frac{3}{8}\)×\(7\)
=\(\frac{11}{8}\)×\(7\)=\(\frac{11×7}{8}\)=\(\frac{77}{8}\)
② \(2\)\(\frac{1}{9}\)×\(6\)
=\(\frac{19}{9}\)×\(6\)
=\(\frac{19×6}{9}\)=\(\frac{19×2}{3}\)=\(\frac{38}{3}\)
(2) 分数÷整数の計算
①分数を整数でわる計算では分子はそのままにしておき分母にだけその整数をかける。
\(\frac{b}{a}\)÷\(c\)=\(\frac{b}{a×c}\)
\(\frac{2}{3}\)÷\(5\)=\(\frac{2}{3×5}\)=\(\frac{2}{15}\)
②約分できるときは計算の途中で約分をする。
① \(\frac{6}{7}\)÷\(9\)
=\(\frac{6}{7×9}\)=\(\frac{2}{7×3}\)=\(\frac{2}{21}\)
③帯分数は仮分数に直してから計算する。
① \(1\)\(\frac{2}{5}\)÷\(4\)
=\(\frac{7}{5}\)÷\(4\)=\(\frac{7}{5×4}\)=\(\frac{7}{20}\)
② \(2\)\(\frac{7}{9}\)÷\(5\)
=\(\frac{25}{9}\)÷\(5\)
=\(\frac{25}{9×5}\)=\(\frac{5}{9×1}\)=\(\frac{5}{9}\)


